転勤族の夫と結婚した私は「仕事はどうするのか?」という大きな問題を抱えました。
夫の転勤先でも働きたかったのです。
大学卒業後、ずっと正社員だった私が選んだのは再び正社員になるという選択でした。
でも今では、正社員より自由に動ける仕事を選んだほうがいいと思っています。
その結果、今は派遣社員で働いています。
派遣社員、おすすめです。
今回は私が転勤族の妻に正社員ではなく、派遣社員として仕事をおすすめする理由をまとめました。
目次
転勤族の妻の仕事は派遣がおすすめ!
ずっと正社員だった私がなぜ、派遣社員をすすめるのか?
それは以下の2つに理由があります。
・転勤族の妻の正社員採用は難しい。
・派遣の採用は早い。
私の実体験を交えて説明します。
転勤族の妻の正社員採用は難しい
正社員の職を20件以上ハローワークで紹介して貰っても全て不採用でした。
履歴書は9割通っているので問題は面接です。
結論を言うと転勤の可能性と子供の予定で断られていたのです。
私の夫の転勤サイクルは5年でしたが、2年でも10年でも辞令の可能性もあります。
そして私たちは子供を数年先に予定していました。
今まで良い調子で面接官と話をしていたのに「転勤は?」「子供のご予定は?」と聞かれて正直に答えると、今までの流れが変わったり、厳しいと素直に言われたり、結果不採用ばかりでした。
採用する側は長く勤務してくれる社員が欲しいはずなので「転勤」という数年後に辞めるとその時点でわかる人はなかなか採用しづらいのでしょう。
もちろん、面接に落ちた理由は上手く説明が出来なかった自分にもあると思います。
しかし「転勤は?」「子供のご予定は?」に答えた後の反応を見ると、それらが関係ないとは言えません。
それでも私は採用してくれる会社があると信じてハローワークに通いました。
ハローワーク通いを4ヶ月くらいしていたと思います。
今思えば、早く違う選択もあることに気が付けばよかったと思っています。
派遣の採用は早い
あまりにも面接に受からないので、職を探す方法を変えました。
派遣会社に登録したのです。
そうしたら、スムーズに採用が決まりました。しかも採用されたのは紹介予定派遣です。紹介予定派遣とは一定期間働いて両者の合意があれば正社員として採用されるものです。
派遣会社の登録から採用までかなりスピーディーに行われ、私の場合トータル1ヶ月もかかりませんでした。
担当者が希望する内容の仕事を紹介してくれる
派遣に登録すると事前に希望した仕事内容や通勤時間などを考慮して仕事をすすめてきてくれます。電話やメールで多くの求人が来るのでハローワークの様に足を運んだり、自分に合った職を探したりする必要がなく時間をとられません。
履歴書や職務経歴書が不要
派遣の面接はありません。なので履歴書や職務経歴書は必要ありません。
一般的に派遣は「職場見学」という顔合わせを行います。仕事の内容の確認や自己紹介、職場環境の紹介など、普通の面接と違いフランクです。
しっかり面談したり、仕事内容だけ説明して初日よろしく!という場合があったり、職場によって対応はバラバラです。
辞めやすい
転勤族の妻の皆様に伝えたいことなのですが、派遣社員は正社員と比較すると辞めやすいです。
派遣社員は1ヶ月契約、3ヶ月契約など契約満了日は決まっていて基本的には契約満了日まで勤めなければいけません。
転勤族はいきなり辞令を貰うことがあるので契約満了日まで勤め上げられない場合があります。
派遣会社担当者に事前に伝え、職場見学の際に派遣先に伝えて理解を得られた場合は、ほぼ円満に辞めることが出来ます。
もし転勤のことを隠していてすぐに辞めてしまうなら問題が大きいですが、派遣先は転勤のことを把握した上での採用なので転勤のことは想定内なのです。
(もちろん、契約満了まで勤め上げるのが理想ですよ。)
もし転勤のことを隠して正社員として採用されて短期間で辞めてしまえば円満退職は難しいでしょう。
雇用してくれている会社に迷惑ですし、辞めるまで人間関係ギクシャクです。
まとめ
転勤族の妻の皆さんが正社員おすすめできない理由は、そもそも採用してくれる企業が少ないからです。
私の場合身を持って体験しましたし、転勤族の夫を持つ友人も正社員として雇ってくれないと厳しいことを言っていました。
正社員として採用されなければ、思い切ってフィールドを変えて派遣のお仕事に挑戦してみるのもありだと思います。
紹介予定派遣に挑戦してみたり、派遣で様々な会社を経験したりきっと自分に合った働き方が見つかります。これが私が転勤族の妻の方々に派遣をおすすめする理由でもあります。
派遣で会社を転々としてキャリアを積めないとは思っていません。
様々な会社を経験することで出来ることが増える、マルチタスクが身につきますよ!
以上、「転勤族の妻の仕事は派遣がおすすめ!正社員をおすすめできない理由」でした~!