部屋選びの決め手!賃貸を選ぶ時のコツや注意したいポイント

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引越しが決まったけど、新居はどうやって決めればいいのだろう?部屋の大きさは?何を基準に決めればいいの?

引越しは滅多にしないことですから良くわかりませんよね?

私も引越しについて何一つわかりませんでした。

20年以上実家でぬくぬく暮らしていました。しかも一人暮らしをせずに結婚しました。いざ家を探そう!となった時、戸惑いました。

転勤族の夫と結婚した私は、2年間の間に4回も引っ越しました。その間に何件もの賃貸を見て、経験を積んできました。

この記事では、賃貸のお部屋選びのコツや注意したいポイントや決め手を紹介します。また、私たちがどうやって今の賃貸に決めたのかその理由をまとめました。

コツやポイントはわかるから決め手だけ知りたい!と言う方は目次からお部屋選びの決め手へジャンプしてくださいね!

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目次

お部屋選びコツ(賃貸物件)と注意したいポイント

お部屋選び(賃貸物件)の注意したい項目は大きく分けて5つあります。

細かく書いているので読むのが面倒だったら箇条書きの場所だけご覧下さい。

※ここでのお部屋は賃貸物件と以下表記します。

賃貸物件の内容

・建物がしっかりしているか傾いていないか

・掃除はされているか、傷が付いていないか、壊れていないか

・家の壁の厚さはあるか

薄いと騒音トラブルになる危険性有り

・窓の開け閉めがスムーズに出来るか

・コンセントは何個あるか

少なすぎると不便

・賃貸物件は何階にあるか

女性一人は1階はおすすめしません。

・部屋の日当たりはどうか

・匂いはしないか

匂いは消えない場合があります。実際に獣臭い押入れがある賃貸に住みましたが退去まで匂いは消えませんでした。

・シャッターは備え付けられているか

台風の際に閉めたり、防犯に役立ちます。

・駐車場、駐輪場はあるか、無料か

賃貸を借りると1台無料の場合有り。

駐車場が有料で会社の賃貸補助がある場合は家賃に含めれるかも交渉してみてください。例えば家賃補助50%だとすると駐車場代も50%OFFになります。

・希望する広さの物件か

・家電家具が家に入るか搬入経路は通るか、設置場所に置けるか

特に注意すべき家電は冷蔵庫、洗濯機です。収納場所には十分なスペースがあっても搬入経路(玄関やドアや階段、エレベーターなど)をパスできないといけません。そんな時は売るしかない場合が発生します。引越しだけでも相当な出費なのに買い換えるとなるとさらにお金が飛んでいきます

・築年数はどのくらいか、リフォームはされているか

・備え付けの設備は古くないか、使いやすいか

入居前に交渉したら新しい物にしてくれる場合有り。実際にエアコンが10年物と不動産に言ったら新しいものを付けてくれました。

・キッチンに冷蔵庫と食器棚など入れたいものが入るか

冷蔵庫、食器棚、レンジなどを置く棚など自分が置きたい物が置けるスペースがあるか寸法しましょう。

・風呂とトイレが別か、場所が離れていないか

風呂とトイレが別なのかも重要ポイントです。ユニットバスは使いにくい!また、個人的意見ですが、風呂とトイレが別でも、少し離れていると使いにくいです。

・収納が沢山あるか

収納は自分が使いやすそうなサイズと数を選んでください。

・靴箱に靴が何個入るか

4回目の引越しで靴箱をそこまで気にしていなかったせいで、大量に靴を捨てました。結果断舎利できてよかったのですが、靴にこだわる方は捨てたくない人が多いと思いますので自分の持っている靴の数を数えて、ブーツやハイカットはスムーズに入るか採寸した方がいいです。

・洗濯物を干すスペースはあるか屋根は付いているか

洗濯物を干すスペースはあっても狭いと毎回ストレスになります。屋根が付いてると突然の強風や雨に対応できるのであると便利です。

・都市ガスか

プロパンガスはとても高いのでオススメできません。

主婦の方や自炊をする方は、都市ガスを選んでください。私は、都市ガスとプロパンガスの賃貸どちら共に住んだことがあります。しかし同じ時期に同じように使用した場合、プロパンガスの方が都市ガスに比べて料金が2倍ほど高くなったことがあります。追い炊き機能有りのお風呂を良く使う方も注意しましょう。

・ペット可か

アレルギー持っている家族がいる場合ペット可物件はやめましょう。どれだけ掃除してもペットがいた痕跡は0には出来ません。

・インターネット無料か

場所により3~5年まで無料や無料期間が過ぎると自動契約(有料)になる場合有り

・ネット回線工事可能か

自分が契約したい会社が対応不可の場合有り、事前に工事可能か確認が大切です。

・ポストは防水対策しているか

雨風がひどい場合は郵便物が全部濡れる場合があります。大切な書類が水でひたひたになった経験有りです。

・宅配ボックスはあるか

通販を頻繁にするで受け取りがなかなか出来ない人におすすめです。

・カメラ付きインターホンがあるか

録画タイプがおすすめです。何かあった時に証拠として残ります。

・建物が建つ前何が建っていたか

池や沼などを埋め立てたところだと地震の時建物が傾きます。有害物質使用していた工場跡もおすすめできません。

・前の住民はなぜここを離れたのか

前の住民がすぐに引っ越している場合なんらかのトラブルが発生している場合があります。不動産屋さんにどのような理由で退去されたのか聞いてみましょう。

・水道代は無料か?

無料の場合や水道代固定で家賃別の振込みの場合があります。

賃貸物件の周辺事情

・周辺に変な場所がないか

夜のお店や危険そうな場所、ごみ屋敷みたいな所が近い賃貸物件はおすすめできません。

・騒音が多い場所か

電車の線路沿いやカラオケ店や飲食店付近は煩いです。音に慣れる人もいますが、慣れなかった場合は体調不良を引き起こします。

・ごみ収集所が家の隣にないか

ごみ収集場所が近いと虫やカラスが寄ってきます。虫は家に進入、カラスは車や洗濯物に糞を落とします。また、夏に匂いが発生しますので避けましょう。

・駅(バス停)から近い場所か

通勤やお買い物に駅が近い賃貸物件は便利です。個人的に徒歩10分以内がおすすめ。

・周りに工場はないか

食品工場はねずみやゴキブリなどの虫が沢山います。化学系の工場からは有害物質がどれだけ出ているかわかりません。工場からある程度離れている方が安心できます。

・職場から近いか

職場と家は近いほうが楽です。

東京の通勤ラッシュ時間帯に電車と徒歩で1時間かけて会社に通ってましたが、もう二度としたくありません。

・スーパーから近いか

・治安が悪くないか

・幼稚園や学校が近くにあるか

小さいお子さんや大きい子供さんがいる場合は幼稚園や学校が近いと安心で便利です。しかし、子供がいない家庭にとってはお歌のお時間や連絡放送やチャイム、お昼休みの生徒の声は気になる場合があります。

・同じ建物に飲食店がないか

1階にコンビニや飲食店があるとゴキブリなどの虫が多いです。

・交通量の多い道路に面していないか

主要道路に面していると四六時中車や救急車が良く通ります。

・細い道に面していないか

車を運転しづらかったり、車に接触しそうになります。

・賃貸物件は道の突き当たりではないか

家が道の突き当たりにあるのは風水上良くありません。

・河や池が近くにないか

・森や緑の多い場所にないか

夏に虫が大量発生します。

・雨や雪、風などの天候に左右されやすい場所か

同じ県内でも雨や雪が多い場所などその土地独特の気候があります。私の住んでいる場所でも車で30分行けば冬に雪が積もりやすい場所があります。

・ごみ捨てのルールは複雑ではないか

市町村によってゴミのルールは様々です。ゴミを細かく分別しないといけない場所に住むと面倒です。

・周りが干渉してこないか

大家さんが近くに住んでいると干渉してくる場合があります。干渉が嫌いな方は避けたほうが無難です。

・場所特有のしきたりやルールがないか

特に田舎の閉鎖的な地域は独自のしきたりやルールがあります。地域の飲み会に強制参加、地域の人を自宅に招いて宴会、断れば村八分。これは私の知っている人が実際に体験した例です。賃貸物件でも田舎の方は注意したほうが良いかもしれません。

賃貸物件のお金の内容

・敷金礼金は支払える額か

賃貸物件契約時に敷金礼金などの初期費用が発生します。賃貸物件により金額が変わります。

・賃貸物件の家賃は毎月支払えるか

・家賃の値引き交渉はできるか

賃貸物件に入る時期

・入居可能時期が自分の入りたい時期にあっているか

インターネットで良さそうな賃貸物件を発見しても入居可能時期が自分の入りたい時期と被らないと入居不可能です。賃貸物件を取り扱っている不動産会社に確認してみましょう。

賃貸物件を紹介する不動産会社の営業

・こちらの希望をしっかり聞いて、希望通りの部屋を紹介する営業か

・賃貸物件の周辺事情を知る営業か

・賃貸物件のメリットデメリットを説明できる営業か

部屋を選ぶ時一般的には不動産屋さんと一緒に賃貸物件の内見(見学)をします。

不動産屋さんは自分の所で契約して欲しいと思うのが普通ですので、お客さんには丁寧に対応してくれます。少しでも分からないことがあったら自分が納得するまで質問をしてください。

(不動産屋さんの中には一部横着な方もいらっしゃいます。その方との契約はしないほうが身の為です。トラブルになった場合に対応してくれないこともあります。)

お部屋選びの決め手

 部屋選びのプロ、不動産屋さんに部屋選びのコツを聞いたことがあるのですが、大体の方が優先順位を決めて部屋を消去法で決めるやり方をおすすめしてました。

その方法は以下の通りです。

優先順位を決める

まずは“絶対に譲れない”条件を決めましょう。

例えば、

・家賃は8万以下が良い!

・3LDKがいい!

・新築が良い!

・駅から徒歩5分圏内が良い!

・職場の近くが良い!

・一戸建てが良い!

・収納スペースが多い物件がいい!

・近くにスーパーがある場所がいい!

・近くに幼稚園や学校がある場所がいい!

・世田谷に住みたい!

・庭がある家がいい!

・ペットをOKな物件がいい!

など人によって譲れない条件は様々です。

上の条件全部を満たす賃貸物件はほぼないでしょう。全ての理想を叶える為には家を購入するしかありません。

「本当は3LDKに住みたいけど、家賃が払えないから2LDKにしよう。」

「ペット買ってみたいけど、住みたい場所にはペット可の物件はないから諦めよう。」

などと優先順位の低いものから条件を削除するとすんなり部屋を決めることができます。

私達の部屋選びの決め手は“職場から近い場所”

私たちが賃貸物件を選ぶ時、優先した条件は以下の通りです。

・職場に近い

・駅まで徒歩10分

・スーパーから近い

・2LDK

・日当たりが良い

・駐車場付

・都市ガス

・ほぼ新築物件

・コンロ(IH不可)

・冷蔵庫と洗濯機が家に入る

・隣に幼稚園や学校がない

そして決め手は“職場から近い場所”でした。

私の夫は夜勤がある仕事でした。そして、会社は狭い道が多い場所にありました。車通勤だと24時を越えて仕事が終わった時、疲労の中夜道を運転するのは事故の危険性があるなと考えました。自転車で10分の場所がいいのではないかと考えて職場から近い場所を選びました。

この決め手となった“職場から近い賃貸物件“という条件をベースに候補の賃貸物件の気に入らないところ、周辺事情の悪い所から選択肢を無くし今の家に決まりました。

妥協した点は駅まで徒歩10分が15分になったのと築年数です。

駅まで早歩きで行けば11分だし、築年数は16年でしたがリフォームされていてエアコンも新しいものを取り付けてもらいました。押入れと台所の排水溝の匂いが気になりましたが消臭剤を置くことで妥協が出来ました。

まとめ

どんな注意すべき事があるか把握するのが賃貸物件を選ぶ時のポイントです。次に自分の決め手となる優先順位をはっきり決めます。最後に複数の候補の中から消去法で決める方法が一番決めやすいです。

完璧理想の賃貸物件が自分の引っ越したい場所にある事はかなり稀です。それなりの妥協は必要です。しかし安全面や利便性は充実した物件を選びたいものです。

また、物件を見すぎると疲れてしまって、何が良いのか分からなくなることがあります。内見は出来れば2日くらいかけて行いましょう。疲れは人を適当にさせて冷静な判断が出来ません。

賃貸物件を探すのは疲れますが、頑張ってください!

探している時、大変だったけど頑張って選んだこの家に住めてよかったなと思う日がきます。

以上、「部屋選びの決め手!賃貸を選ぶ時のコツや注意したいポイント」でした~!

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